千種公園

ユリの花

素盞男社の南にある大和公園の南側を歩いて環状線へ、南の信号を真っ直ぐ歩いていくと千種公園があります。
ここはユリの花園が有名な公園で、一万二千も植えてあるとのことです。
見頃は5月末から6月末でしょう。
公園内には野球場、テニスコート、児童球技場があります。
デザイン宣言都市名古屋に欠かせない彫刻像「切株と少女」、時計には大きな金属製の蜻蛉のオブジェなども飾られています。

戦争の爪痕

この千種公園はかつては名古屋陸軍造兵廠千種製造所で、1919年から兵器製造を行っていましたが、
名古屋空襲で69名の方が亡くなられました。
今でも当時の建物の断片が残されており、爆撃によると思われる壁の穴など、当時の空襲を思い起こさせます。
1968年にはその69名の犠牲者を弔うための碑が建てられ、そこには当時の杉戸市長の
「ここに涙ありされど平和は永遠に」との言葉があります。

アクセス

地下鉄東山線「今池」または「千種」より、市バス「砂田橋」行乗車、「北千種町」下車。
地下鉄東山線「今池」下車2番出口より、徒歩約15分となります。
所在地:千種区若水一丁目